🍚 台湾風ルーローハンの作り方|本場で使う“甘草”を蜂蜜で再現!翻訳レシピで本格仕上げ
台湾の屋台グルメといえば…やっぱりルーローハン!
トロトロの豚肉と八角の香りがたまらない、台湾を代表するごはん料理です。
今回のレシピは、台湾で購入した本場の料理本を翻訳したものをベースにしています。
その中では「甘草(かんぞう)」という漢方素材を使って、独特の甘みとコクを加えていました。
でも日本では食品として甘草はスーパーでは手に入らない…
漢方薬局行って買うという手も考えられるけど、それじゃぁ家庭料理っぽくないし。
そもそも「甘草」は何のために入っているの?と思い調べたら、その名の通り甘さ担当。
というわけで今回は、身近な蜂蜜を使ってその風味をやさしく再現してみました!
まぁ他の魯肉飯レシピでも使っているとは思うけどね。でも我ながらかなり美味しくできました。
本格的な味わいはそのままに、家庭でも作りやすいルーローハンです。家族にも大好評でした✨
作り置きや冷凍保存もOKなので、ぜひたっぷり作って楽しんでください♪
*参考にしたレシピ本の記事へのリンクは一番下にあります。
材料(3人分)
- 豚バラ肉(ブロック)… 500g
- にんにく(みじん切り)… 大1片
- スターアニス(八角)… 1本
- ごはん… 3杯分
- キュウリの酢漬けや青菜の炒め… お好みで
(調味料)
- 氷砂糖… 小さじ1と1/2(だいたい2個くらい)
- 蜂蜜(甘草の代わり)… 小さじ1
- 醤油… 約50ml(1/4カップ)
- みりん…大さじ1
- 酒(紹興酒 or 日本酒)… 約150g
- (台湾の)濃口醤油… 小さじ1/2
↑なくても大丈夫だけど、こだわるなら焦がし醤油かオイスターソースを小さじ1/2 - オールスパイス… 小さじ1/4
↑これもなくて大丈夫だけど、入れるとレストランの味っぽくなる - 白胡椒… 小さじ1/2
- MSG(うま味調味料)… 小さじ1/2(お好みで)
- 水… 300cc
- ごま油… 小さじ1と1/2
下準備
- 豚バラ肉を洗い、皮付きの場合はブラシでこすって毛を取り除く。
(日本と豚肉の売り方が違うのね〜!😲) - 冷蔵庫で30分寝かせて脂を落ち着かせる。
- 1.5cm幅の細切りにする。(日本ではここからですね〜) 作り方
豚肉を炒める
鍋に油大さじ2(分量外)を熱し、豚バラ肉を中火〜弱火でじっくり炒める。脂がにじむまで炒め続ける。(たくさん油が出るので、キッチンペーパーでどんどん吸い取ると◎)
香りを引き出す
脂が出たらにんにくのみじん切りを加え、香りが立つまで炒める。油が多すぎる場合は少し取り除く。(別のフライパンで炒めてから鍋に移すと、さらに脂を減らせます)
調味料を加える
氷砂糖2個・八角1本・蜂蜜小さじ1を加え、弱火で炒める。砂糖が溶けて(溶けきらなくても可)キャラメル状の香りが出てきたら、醤油1/4カップを加えてさらに10秒ほど炒める。
(蜂蜜は「甘草」っぽさを出すため、あえてこの段階で入れて炒めることで香ばしさを出します)
煮込む
水300ccとみりん大さじ1、酒150g、白胡椒小さじ1/2、台湾醤油かおいやオイスターソース小さじ1/2、うま味調味料小さじ1/2)を加え、強火で沸騰させる。
沸騰後、弱火にしてフタをし、30〜40分煮込む。(焦げないよう注意!)
仕上げ
八角を取り除き、さらに10分煮込む。最後にごま油小さじ1と1/2を加えて混ぜ、火を止めてフタをしたまま1時間蒸らす。
盛り付け
熱々のご飯にかけて、キュウリの酢漬けを添える。(私はチンゲンサイを少し炒めてのせました)
お好みで煮卵やパクチーをトッピングしても◎。
ポイント
- 蜂蜜で自然な甘みとコクが出せるので、甘草がなくてもOK!
- じっくり炒めて脂を出すことで、旨味が凝縮。
- 火を止めてからの蒸らしで、お肉がホロホロ&味がしみしみに!
まとめて作って保存も◎
多めに作って小分け冷凍すれば、忙しい日のご飯にも便利。
台湾気分を味わいたい日に、さっと温めて楽しめます。
おわりに
翻訳をしながら「甘草じゃないと本場のようには作れないかなぁ…」と諦めていたけど、なんとかそこをカバーしました。蜂蜜を使うことで、むしろまろやかで優しい味わいが楽しめました。
そして下準備の豚のバラ肉のところでは「皮付き?!毛をとる?!」と異国情緒を思いっきり感じて楽しくなっちゃいました。食は文化なり、ですね〜
あなたもぜひ本格的な台湾屋台の味を、ぜひご家庭で♪
*参考にしたレシピ本の記事へのリンクはこちら♬
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