数字をきっかけに、“がんばらない日”が選べるようになった話
「なんかつらい…」の正体は?
私は若い頃から低血圧で、立ち上がるたびにクラクラするようなタイプでした。(はかなげな乙女だったのになぜかそういうイメージは皆無のようでしたが)
だからまさか自分が血圧計を買うなんて想像もしていなかったんです。
でもあるとき、仕事が忙しく寝不足続きで、それでもリラックスしたくて加入しているスポーツクラブに行ったときに、エレベーターの前に設置されている血圧計が目に入ったんです。
「体調の悪い時って血圧はどうなっているんだろう?」
そんな軽い好奇心から測ってみたのですが…
なんと上がギリギリ90台、という見事な低血圧。思った以上に低かったのです。
それ以来「ちょっと今日は疲れてるな…」という日にジムに行ったときは、血圧を測るようになりました。
するとそんな日は、決まって血圧の上が100を切っている、というのが私の気づきでした。

手首式+スマホ連動型血圧計にした理由
毎日続けやすいものを探して選んだのがこちらです。
👉 私が使っているのはこれ: オムロン 手首式血圧計 HEM-6231T2-JE(スマホ連動タイプ)
だんだんとジムに行っているときだけではなく、自宅でも測ってみたいな、そんな思いからどんな血圧計を買おうかリサーチを始めました。
家庭用の血圧計にも様々なタイプがあります。病院で見かけるような大がかりなものから、手首にくるっと巻き付けるだけのタイプまで。
そこで私が重視したのは、いかに毎日続けられるか、という点でした。
測るたびにあれこれ場所を確保したりするのはもちろん、出したり仕舞ったりもできるだけ簡便な方がいい。記録はどうする?ノートに書く?でも私まだ病気じゃないからそこまではしたくないし…
商品選びはちょっと面倒だけど、将来の自分をちょっと助けるつもりでわくわくしながら機種選びをしていきました。
というわけで、高血圧ではないけれど、「いつもと違うな」を見逃さないために、
血圧を測る習慣を、ゆるやかに始めています。
続けるには”ラク”が大事
最初は「毎日ちゃんと記録なんてできるかな?」と不安もありました。
でも、手間が少ないものを選んでおけば、意外と続くものですね。
私が使っているのは手首で測れて、スマホと連動できるタイプの血圧計。
アプリに自動で記録が残るので、あとからグラフで体調の流れを見返せるのが便利です。
朝ごはんの前や寝る前に、ふとしたタイミングでパッと測るだけ。
「なんとなく体が重かったあの日、実は血圧が…」なんてこともすぐにわかります。
こうした“自分のいつも”を知っておくことは、医学的にも大切だとされています。
実際、低血圧と疲労感・立ちくらみ・集中力低下の関係についても、近年よく知られるようになっています。
(参考:日本高血圧学会「高血圧 Q&A」)
スマホに自動で記録される安心感
ただ測るだけできちんと記録されている。ずぼらな私でもなんとか続けられる秘訣かもしれません。
特に朝のようにバタバタと忙しい時間帯は、つい忘れてしまうこともきっとあったと思います。
「測ったのに書いてない…」しかも覚えていない…となると、なんとなく自己嫌悪にも鳴っちゃいますよね。
でもそんなことにはなりようがないのが、スマホ連動のいいところなんです。
血圧を測る習慣が、暮らしを変えた
私の場合、血圧が低めの日は「がんばらない日」と決めています。
むしろ、それを“決められるようになった”のは、血圧を測るようになってからかもしれません。
以前の私は、ちょっとしんどくても「気のせいかな」「まだやれる」とつい無理をしてしまって、
後でどっと疲れが出たり、寝込んでしまうこともありました。
でも今は、「あ、今日は100切ってる。じゃあ今日は…」と、
数字をひとつの“サイン”として受け取れるようになったことで、
自分をいたわる意識が自然と高まったように思います。
健康管理って、つい「しなきゃ」と思いがちだけど、
自分にやさしくするための道具なんだな、と今は感じています。
スマホ連動は不要、という方には…
もちろん血圧計によってはスマホ連動の機能がないタイプもあります。
そういう場合でも、Alexa(アレクサ)と組み合わせることで、うっかりは測り忘れることを防げるます。
- 「アレクサ、メモして。今朝は112の72だった」
→ Alexaアプリにメモが残り、あとから転記にも使えます。 - 「アレクサ、毎朝7時に“血圧を測る時間です”って教えて」
→ 忘れがちな朝の測定をやさしくリマインド。 - 「アレクサ、5分後にリマインドして」
→ 測定前に深呼吸する時間をつくることも。
声だけでリマインドや記録ができるので、「書くのは苦手」という人にも向いています。
血圧計は”続けられる形”で選ぼう
- 血圧管理は「続けられる形」で
- スマホ連動型は自動記録が便利
- 単体型でもAlexaと組み合わせて手軽に記録・リマインド
- 習慣にすれば「体の声」に耳を傾けるきっかけに
以下は、私が使っているスマホ連動型の手首式血圧計になります。
また、「記録は自分でつけるからスマホ連動はなくていい」という方には、
シンプルで軽量な単体型の手首式血圧計もおすすめです。
この場合でも、前述したようにAlexaに「メモして」と話しかければ記録の補助になります。
音声で記録を残せるだけでも、続けやすさが違います。
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