はじめに
最近、寝る前についスマホをいじってしまい、そのまま寝つきが悪くなったり、立て続けに朝もだるさを感じていた時期がありました。気がつくと午前1時。「これから入浴 !しまった!!!」こんな感じです。
「これじゃよくないなぁ」と思い、明日こそ早寝!と思いながらも、結局また午前様。
なんて私はだめなやつなんだろう、そんな風に自己嫌悪に陥る日も度々でした。

そんなある日、ふと思い立ちました。
「夜、10時なったらスマホの電源を切ってみよう。」
たったそれだけのことでしたが、やってみたら思いがけず心がすっきり、朝もすらりと気持ちよく起きられるようになったのです。
今日は、そんな小さなくらしの変化のお話です。
なぜ、夜に電源を切ろうと思ったのか
寝る前のスマホ。 ニュースやSNSをだらだら見てしまう、頭は海のように水溜して、心もひたひたと流されていく。電源が入っていると、たとえ「もう見ない!」と思い他のことをしていても、調べたいことが思い浮かぶとついスマホに手が伸びてしまい、情報をもっともっと、と深掘りしたりもしていました。
これじゃ、本当の意味で休めない。
そんなことを思いながら、はっと気づいたんです。
「もう、スマホの電源ごと切っちゃおう。」
それは別に大げさな決心でもなく、ごくごく自然な発想でした。
実際にやってみた感想
初めて電源をオフにして過ごした夜、 私の中で、スマホの存在そのものがすっと消えました。
「通知が来ない」とか、「何も見なくていい」とか、 そんなことを意識する間もなく、
ただ、自分がやりたいこと~~ ゆっくりとお風呂に入り、ストレッチやヨガをして~~ それらの一つ一つに、すっと自然に集中できていたのです。
何かを我慢するわけでもなく、切り離するでもなく、 ごくごく自然に「今、ここ」に戻ったような感覚。
そんな心地よさに包まれました。
これは本当に不思議な感覚でした。
気づいたこと
やってみて分かったのは、
「スマホが悪い」のではなくて、 「自分が無意識に情報の流れに流されていた」し、そのため「脳はいつも情報をほしがる情報依存症だった」ことに気づけた」 ということでした。
電源を切ることで、この流れをいったん切って、 自分の意識を「中心」に戻す。
そんな小さな習慣が、 毎日のしずかでやさしいじかを築いていく基盤になるように感じました。
おわりに
もちろん、夜にスマホの電源を切らなくても、
- 通知だけオフにする
- 寝室に持ち込まない
- 朝起きたらすぐに見ない
そんな小さな工夫でも、すこしずつ変化は生まれると思います。
(たとえば離れた家族に何かあったときのために電源は切れない、とかありますよね)
大切なのは、
「情報に流されるのではなく、自分で選ぶ」
この感覚を、すこしずつ大切にしていくこと。
よかったら、今日の夜、試しに一度だけ。
スマホの電源を“ポチっ”とオフにして、すやすや休んでみませんか?🌙
コメント